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生ゴミの電気、売電始まる。

5/9に、埼玉県小川町ではじまったバイオガスによる連系に関して報告します。この発酵槽システムは、学校給食の残渣を液体の肥料に変えて再利用するもので、システム全体が、明日の世界につながる仕組みです。ゴミの投入は、地元の若い農家さんたちがやり、自分たちで利用しています。私も時々、使っています。この場所に、発酵槽ができたのは、もう10年以上前のことです。建設費1000万円弱は、市民の方々からの出資で賄われ、今年完済されました。主体はNPOふうどです。電気関連は、弊社関わってきました。

この仕組みはこのように、電力の連系という側面だけではないのですが、ここでは、現在のトピックである連系の情報だけにしておきます。

学校給食の残渣からできたガスは、ガスバックにたまります。ガスバックの大きさは10㎥です。発酵槽自体は、21㎥で、民家の生ゴミに換算すれば、約500件分のゴミ量に当たります。
gasbag.JPG

ガスはHONDAのガスコージェネで、熱と電気にかわります。発電容量は1KWです。メタンガス用に少し手が加えられています。今のところ、熱は利用されていませんが、間も無く、タンクも加わる予定です。

新コジェネ.JPG

電気は、メーターを通り、全部、電柱の電線へと流れていきます。全量売電です。6/19日時点での売電量は、43.7kwhです。パルシステム電力へ8.7円/kwhで売ります。今回は、残念ながら、FITの制度に乗せることができませんでした。それは、この発酵槽が、FITが始まる前のRPSで認定を取っていたからです。(そうです、僕らは、もう10年も前からこの日の来るのを夢に見てきたというわけですよ)。新たにこのシステムを導入するこれからのシステムは、ずっと高く売れるFITにできます。

電気回り 1.JPG

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5/9には、電力会社の方が検査に来ました。ふっと、25年前の太陽光発電の連系の時を思い出してしまいました。その時は、関東で初めての民間連系だったので、電力関係の車が、ずらりと並んでいました。随分と、進んだものです。

check.JPG

これからこの小型発酵槽による肥料利用とエネルギー製造は、間違いなく広がります。小さな循環の輪が、全世界にできていき、それらが互いにリンクされて行った時、私たちの暮らしは、確実に変わります。一部の権力者が偉い顔をする仕組みから、さよならすることができます。1日でも早く来て欲しいものです。

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